読了 世界のエリートがやっている 最高の休息法

世界のエリートがやっている 最高の休息法を読了しました。2020 年読了本 18 冊目。

最初のまとめ

読み始めの動機

マインドフルネス瞑想をすると脳が変わると見て、興味を持った。

概要

休日にずっと寝てても、疲れが取れないどころか、余計に疲れたり、ストレスが溜まったりすることがある。実は脳はデフォルト・モード・ネットワーク (DMN) という機能が備わっていて、何もしていなくても脳はエネルギーを消費している。そのため、何もしないでゴロゴロしてても疲れやストレスが溜まっていく。

この DMN を抑えて、最高の休息を得るための手段がマインドフルネス瞑想という内容。

瞑想といってもどうやればいいのかわからないという人向けに、最初に瞑想の仕方がまとまっている。その後に、マインドフルネス状態になれていない人が瞑想をして、困難を乗り越えていく小説もあるので、初心者でも安心。

感想

脳を変えるっていうのはなんとなくうさんくさいとか怖いとか思うかもしれないが、筋トレをすると筋肉がつくように、普段の行動を変えると脳も変わると感じた。 何でもかんでもマインドフルネス瞑想が効くと書いてあったり、小説風の語り口調があんまり好きにはなれなかったが、下記引用を読んで、マインドフルネスな状態になったことはあるなと思った。

ハードルに引っかかって金メダルを逃してしまった。このとき彼女は、『足をしっかり伸ばそうと考えてしまった』と言っておった。まさに自己意識が顔を出して、 ZONE が解けてしまったということ

弾幕シューティングゲームでよくある状態

弾幕シューティングゲームは怒首領蜂や東方 Project などのたくさんの弾を避けていくシューティングゲームだ。これを 10 年以上やっているが、たまに自分でもどうやってこのハイスコアを出したのかわからなくなるくらいいいプレイができるときがある。 引用のとおり、今はめちゃくちゃスコアがいいからもっと稼ごうと思うと、一気にミスを重ねることがある。 ZONE が解けるということだ。

シューティング友達と話すとあるあるネタのようで、あの状態はマインドフルネスな状態なのかなと思った。

ランニングでもよくある状態

ランニングの記録を見ると、本当に自分が走ったのか?と思うくらい長距離や速い速度で走れていることがある。これもマインドフルネス状態になったときの記録だと思う。

The inner runner にもランニングは内なるランナーとの対話を通して、クリエイティビティや精神的な状態をよくするとある。 最高の休息法で取り上げられている歩行瞑想は体の動きひとつひとつに集中し、ラベリングを行うことで、 DMN の働きを少なくする手法だ。歩行瞑想とランニングとで、体の動きひとつひとつに集中することはよく似ている。

読了 The inner runner 博士が教える運動と成功の切れない関係

まとめ

コロナの影響で 1 日中こもってしまうこともあるので、そういう日は歩行瞑想を取り入れた散歩をするようにしている。効果があるかは今の所分かっていないが、続けてみて改善がされることを願っている。