読了 ブリッツスケーリング

ブリッツスケーリングを読了しました。2020 年読了本 20 冊目。

最初のまとめ

読み始めの動機

会社の役員がお勧めと言っていたので。

概要

本より引用。

ブリッツスケーリングとは、企業が信じられない速度でスケールアップするための一般的なフレームワークと特定の手段の両方

この定義に従い、ブリッツスケーリングを果たした今や大企業のマイクロソフトや Amazon, Airbnb といった企業がベンチャー時代にどのような選択肢を取っていったかをまとめている本。

感想

役員がお勧めしていただけあり、ベンチャーの社長や役員が好きそうな内容だと感じた。マイクロソフトや Airbnb といった企業が普通では考えられないような決断をし、それが成功して今の大企業としての立ち位置を獲得した事例が紹介されている。ただ、本にもあるとおり、ベンチャー企業のデフォルトの結末は「死」だ。大企業になったベンチャー企業の裏に、市場に飲み込まれた無数の企業があることを忘れてはいけない。

ブリッツスケーリングを達成するためには 4 つの成長要因があると紹介されている。

  1. 市場規模
  2. ディストリビューション(ユーザーに届けるまでの流通)
  3. 粗利益率の高さ
  4. ネットワーク効果

規模の大きい市場を見つけ、ディストリビューションを確保し、粗利益が高いサービスを提供し、ネットワーク効果を活かせる商品を作る必要がある。

スケーリングするために、創業者自身も権限委譲、拡大、自己を磨くといった基本的なことを行い、何をやり、何をやらないのかを見極め、すばやく大胆な判断をする。現場は現場で不確実性の高い環境で、常に学び続け冷静さを持ちつつ、すばやく行動する必要がある。

本の中で何度も出てきた表現で、落ちていく途中で飛行機を組み立てるというのはおもしろいし、頭にすぐに思い浮かぶ表現なので実際に何度も使っている。今いるチームはまさに落ちながら飛行機を組み立てる必要がある状況だ。

まとめ

何度もすばやく行動とかいているが、むやみやたらに突っ走ることではなく、リスクを最小限になるように努力をする必要はある。現状を把握し、仮設を立て、決断し、実際に行動する。 OODA サイクルを回していき、失敗を最小限にしつつ、次への改善につなげていく。

技術の進歩で今までの常識から外れたことも多く、専門家がいない領域に飛び込むのであれば、いくら時間をかけても誰も答えを持っていないこともある。そのような状況では、現状把握から行動までをすばやくする必要があり、不確実性の中、改善を進めていくことで、ブリッツスケーリングにつながっていくのかと感じた。

ブリッツスケーリング