読了 人を動かす
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人を動かすを読了しました。 2019年読了本51冊目。2019年読み納め。
- 人を動かしたり、変えたり、対立している相手から利を引き出したりしたいときの原則がまとまっている本
この本のざっくりした内容は目次を見れば分かる。
読み始めの動機
人を動かす方法を学ぶため。
概要
人を動かすには、下記を気をつける。
- 人は重要感を求める。そのため、相手に重要感を持たせるよう行動する
- 人は人に求められて、意見を変えない。自分で変えるように仕向ける
- 人と争って勝ってもメリットは多くない。細道で出会った犬をやっつけても、噛まれた傷は治らない
感想
人は変わらないし、いわれて変わりたくないと思うものだし、結局は100%正しく伝わらない。だから、人に言っても人は動かない。
人を動かすに書いてあることを実践するのは難しい。嫌いな人を思い浮かべてほしい。その嫌いな人に注目して、よいところを上げ、何をいわれても争わず、その人のようになりたいとほめる。人を動かすにはこういうことをする必要がある。
よっぽどの偏屈じゃない限り、このように取り扱ってくれる人は好かれるだろう。うまく行けば、信頼関係を築いて友達になれたり、良きに計らって有利になるように動いてくれるかもしれない。
人を動かすに書いてある内容は当たり前といえば、当たり前かもしれない。ただ、これを実践できるかは難しいところだ。
書いてあることは正しい。また、僕の今の目標は組織改善だ。組織と人は切っても切れない。目標達成に向けてひた走るために、自分のために動いてくれる味方が必要なので、来年は心を入れ替えて、本にあることを実践していきたいと改めて決意した。
この本は僕が好きな本のSoft Skills, Career Skillsの作者が何度も読み返すと書いてあるので僕もまねしている。
今回で3周目。3回読んでも、書いてある内容はできてないなと思うことや以前読んだときとは違う場所に注目することも多い。何度読んでも学びがあるいい本だ。
無人島にでも一人で住むみたいな人でもない限り、人との摩擦は避けられない。ぜひ一度読んでみて、人を動かす方法を学んでみてほしい。