読了 メンタリング・マネジメントメンタリング・マネジメント
- 670 words
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メンタリング・マネジメントを読了しました。 2020年読了本4冊目。
最初のまとめ
- メンターは名乗るものではなく、他者から与えられる称号のようなもの
- メンターになるには、人の見本になるような行動をする
- 常に勝者になることはできなくても、常に勇者でいることはできます
読み始めの動機
僕がメンティー、リーダーがメンターという形で 1on1 をリーダーにやってもらっているが、たまに役割が逆転することがある。そのため、メンター・メンティーとしてどう行動するべきかを改めて学ぶ。
概要
メンターになるには会社から役割を与えられたり、自分から名乗るものではない。メンターは他者が見て、自分もそうありたいと感じさせる行動をする人を指す言葉。
メンターと呼ばれる人自身は、常に自分が目指したい人物を描いて行動しているため、メンターとあえて名乗ることはない。
感想
この本は今回で2回目。前回はメンティーとして学んだが、今回はメンター側の視点を得たく、読み始めた。メンターは他者にこういう風になりたいと感じさせるために、信念を持って、言動を一致させた行動をしていれば多分そのうちなれる。
対人テクニックとして、小手先の部分だけ真似ると、メンティー側はそれを敏感に感じって、嫌悪感さえ覚える。この辺は空気で察せられるため、テクニックだけ学ぼうとして、この本を読むのはやめたほうがいい。
ただ、メンティーに伝えるに当たり、どういう姿勢でどういう風に発信するべきかは勉強になった。僕は気をつけないと火の玉ストレートのド正論を吐いてしまう
ことが多々あるので、オブラートに包みつつ、メンティーをモチベートする発信ができるよう心がけたい。
これから4月になるにあたり、新入社員がたくさん入ってくる時期だ。新しく社会に入ってくる仲間を迎えるため、行動を変えることで自ずとあの先輩はすげえって思われたい人はぜひ今のうちに本書を読んで、メンターたる行動指針を手に入れてほしい。