読了 理論と実践 スポーツ栄養学
- 932 words
- 5 min
理論と実践 スポーツ栄養学を読了しました。 2019年読了本47冊目。
- ジュニアアスリートからシニアまで、全世代でスポーツをする人から見守る監督やコーチまで栄養学からコンディショニングするための基礎知識がまとまっている本
- 試合前の期間から当日試合前後、試合後に何をどう食べるかについて触れられる
- スポーツに限った話でない栄養学基礎もまとまっている
読み始めの動機
趣味でランニングをやっていて、より健康な体を目指すため。
概要
前回読んだ、「決定版 栄養学の基本がまるごと分かること典」は具体的な食材の栄養素についてまとまっているが、この本はよりアスリート向け。 こういうのを試合前には食べたほうがよいとまでは書いてあるけど、たとえばトマトにはどういう栄養素があるかとかまでは書いてないので、それはそれで別途学ぶ必要あり。
感想
僕はただの市民ランナーだけど、マラソン大会はたまに出るくらい。大会前後何をどう食べればいいかよくわかってなかったので勉強になった。何回も場数をこなす(失敗も多数繰り返す)ことで学ぶということをせず、いきなりベストプラクティスを学べるのは本のいいところ。試合前は緊張で食欲不振になったり、逆に食べて安心しようとしたりいろんなタイプがあるので、自分だったらどうなるかをモニターして、本にあることを調整していくつもり。
「消化管の働き」という章がかなりおもしろかった。口から入った食べ物がどう分解されて、排泄されるまでの流れがまとまっていて、人体って本当によくできてるなって感心する。小腸ってただの管でなんか消化液的な何かが出てる・・・?くらいのざっくりとした理解しかなかったけど、蠕動運動・分節運動・振子運動と筋肉による各種運動で小腸が動いて、食べ物を粉々にするっていうのはなかなか衝撃的な印象を受けた。さすが筋肉は裏切らない。
栄養学の本を三冊読んで、結局得た大きな知見は主食とともに主菜副菜をバランスよく複数品目を食べるというお母さんがいつも言ってたようなことが一番の学び。カーチャンJ( 'ー`)しはいつも正しかったんや・・・同じような種類のものばかり食べ過ぎるのはよくないし、糖質制限とかで極端に食べないっていうのもよくなくて何かしらの欠乏症になりかねない。やるなら雑誌とかの情報を元に適当にやるじゃなくて、医者の診断のもとやりましょう。
ずっと野菜嫌いだったけど、身体に必要ってわかったら最近は食べられるようになってきた。健康な体を得て、長い人生ずっと健康体でランニング続けていきたいものです。