読了 スポーツ栄養学: 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる
- 485 words
- 3 min
スポーツ栄養学: 科学の基礎から「なぜ?」にこたえるを読了しました。 2019年読了本42冊目。
読み始めの動機
ランニングのイベントでスポーツ栄養学入門のようなことを学び、より深く学びたくなったため。
概要
タイトルのとおり、スポーツ栄養学について、理論について体系立てて説明してくれる本。とはいえ、難しい理論から順にブレークダウンしてわかりやすくなるよう書いてあるため、理系の知識がないと読めないという本ではない。スポーツ全般に関する、パフォーマンス改善へ寄与する理論がひととおり分かる。
感想
スポーツのパフォーマンスを上げるため、栄養学からアプローチする理論についてまとめてあり、わかりやすい本。書いてある内容は下記。
- 身体組成
- エネルギー(カロリー)の摂取と消費
- 糖質
- たんぱく質
- 脂質
- 水分補給
- サプリ
過不足がなく、筆者の個人的な話も少なく、理論に終始している点も好感度が高い。
僕はランニングやってるのでスポーツ雑誌とかで見る、LSD(Long Slow Distance)走をミトコンドリアが増えるからお勧め!とか、スポーツドリンクで口をすすぐマウスリンスはダイエットにお勧め!とか。雑誌で端折っている理論がわかって、納得度が上がった。
理論の説明とのみに終始しているため、とっつきづらさもあるかもしれないが、あやしいダイエット方法とかを取捨選択するための基本的なリテラシーがひととおり学べるいい本でした。