読了 アクション リーディング 1日30分でも自分を変える“行動読書”
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アクション リーディング 1日30分でも自分を変える“行動読書”を読了しました。2020 年読了本 36 冊目。
最初のまとめ
- 本を受け身でなんとなく読むから、本から得た知識を仕事や生活に活かす「攻め」の読書スタイルに変えるための本
- 本を読む時間がないという受け身の姿勢から、本を読むための時間を捻出する方法
- 短時間で読み、何かしらに活かすためのチャレンジシート
読み始めの動機
読書の仕方を見直したかったため。
概要
僕がお勧めしているレバレッジ・リーディングにもあるとおり、本を素早く短時間でインプットしていくための手法がまとまっている。さらに実生活に活かすための、アウトプット手法までまとまっている本。
感想
読書する時間を捻出する方法
これはかんたんで、読書の優先度を上げるだけです。
以前の会社の社長も、「本を読めないのは、読書する時間がないんじゃなくて、読書する時間を作ってないだけ
」というようなことを言っており、今は非常に納得しています。
そうはいわれても読めないっていう場合には、なぜ読書をするかの目標を立てるといいと思う。この本の中では、昇進できるとかリーダーとしての素養がつくとか色々と書いてあるので、そのあたりを参照してほしい。
僕が読書する目的は、読書することで知識のインデックスを付け、アウトプットすることで知識のインデックスがあることを周りに見える化することです。本を読んだ旨をいうだけで、その分野に興味があることが周りに伝わり、情報が自然と集まりやすくなります。たとえば、
リーダーに興味があります!というだけの人と、
リーダーに興味があるので、行動科学の展開(430ページ、3500円程度)を読みました!
という人を比較すると受ける印象が違うと思います。インプットだけではなく、本を読んだ旨を言うだけというかんたんなアウトプットすることで、読書の価値が高められます
。
レバレッジ・リーディングとこの本を参照し、短時間で多読する技術を身につけ、目標を立てることで読書する時間は捻出することができるようになります。
読書の時間を制限する
上と矛盾するようだが、読書でインプットだけしても、得られる知識には限界がある。
読書はいいものだから・・・と何も考えずに 100 冊読んでも、実際に活かせている本が少なければ意味がない
。
そこで、多読する技術が身についたら、今度は読書する時間を制限し、アウトプットする時間を多く取るよう姿勢を変えます。
アウトプットっていわれても何すればいいかわからないよ〜って人向けに、ちゃんとアウトプットの指針を与えているのがこの本のいいところ。いくつか抜粋すると、
- 仕事で成果を出す
- ブログを書く
- 読んだ本の内容を人に話す
が紹介されています。
この中だと一番かんたんなのは人に話すでしょう。僕もよくやっています。
ただ、それなりに難しい本を人に話そうとすると、うまく話せず、理解ができていなかったりすることがわかります。ただ、ここでがっかりしないで、わからないことがわかれば十分です。わからなかった部分を再度読み直すことで、より深く知識が習得できます
。
なんとなくの受け身の読書から、内容を理解し、活用する攻めの読書へスタイルが変えられるようになります。
多読の本で、読書する時間を制限することが書かれていることはけっこう衝撃的でした。僕は割と多読すればいいだろうという、無思考状態に陥っていたなと振り返ってます。
まとめ
読書する習慣がそもそもないという人から、なんとなく読書する習慣はあるけど、活かせていないような気がするという人までお勧めです。
本はいいぞ。