読了 決定版 栄養学の基本がまるごと分かること典
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決定版 栄養学の基本がまるごとわかる事典を読了しました。 2019年読了本46冊目。
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タイトルに偽りなし。網羅性の高い栄養学のこと典
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買うなら紙の本がよいかも
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ニンジンやサツマイモといった普通の食材から、どこのご家庭にもあるロマネスコといった新しい野菜までまとめてある点がよい
読み始めの動機
趣味でランニングをやっていて、より健康な体を目指すため。何を食べるべきかの指針を設けたく、栄養学の本をひととおり読んでいる最中。
概要
最初にも書いたが、網羅性の高いこと典です。読み物かといわれると少し悩んでしまう。
そもそも栄養学とは何か?といった話から始まり、五大栄養素のタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの各栄養が身体にどう働きかけるのか。その後、各食材の栄養素に関する特長。症状ごとに摂取するべき栄養素についてといった順番でまとまっているので、何もわからなくても読みやすい構成になっています。
感想
平易な文章とフルカラーの食材の写真がきれいでなんとなく次へ次へと読めていった感じがある。具体的にはどういう食事にするべきかは栄養学により深い理解が必要だが、要するにバランスよくたくさんの食材を少しずつ食べるのが手っ取り早いという結論になった。プロアスリートや何かしらの病気を抱えているでもない限り、そこまで深く考えることもないだろう。
僕はKindleで買ったが、例によって文章内検索ができなかったりハイライトが使えなかったりと電子書籍ならではの便利機能が使えない形式になっている点には注意。
特にこの本はこと典という性質上、索引から調べてページを開くということが多くなると思うが、ページへの遷移機能もなくなかなかめんどくさい。そのため、買うなら紙の本がよいと思います。