読了 ヘルシープログラマ

ヘルシープログラマを読了しました。 2019年読了本40冊目。

ヘルシープログラマ

読み始めの動機

ランニングおじさんで、より足を速くするために、そもそも健康であるにはどうすればいいかについて学ぶため。この目標が達成されたかは微妙だけど、細かい施策は学びがあった。

概要

エンジニア向けの健康増進のための本。エンジニアなら聞いたことあるイテレーションやらアジャイル、ユニットテストなどを用いて、自分自身の健康改善を進めさせられる。

感想

エンジニアに馴染みのある単語をあえて用い、イテレーティブな改善方法を定義し、プロジェクトに見立てた自分の体カイゼン計画仕立てにしているのがおもしろい。プロジェクトならエンジニアとしてコミットしやすい仕組みづくりになる。具体的な手法はよっぽど健康に頓着しない人でもなければ、だいたい聞いたことがある内容が多いと思う。健康ガチ勢にはお勧めできない。健康のためになんかしなきゃな〜って思ってるくらいの健康意識低めのエンジニアに向いてます。

健康意識低めのエンジニアはじゃあ何すればいいんだーってなると思いますが、最初の章に自身の健康状態のユニットテストなどがあるので、それにしたがって悪い箇所を直すイテレーション組みましょう。よっぽどの重症でなければ、軽めの運動で治ります。軽めの運動って何?って人にもちゃんと具体例があるので、安心。

腰が痛くて動けないとか、肩が痛くて上がらないとかでも治りますか?っていう人もいるかも知れませんが、そういう方はこの本とかこの記事とか読んでないで今すぐ病院に行け、マジで。

運動することで健康が保たれ、健康が保たれることで楽しくエンジニアの仕事が続けられます。ぜひエンジニアで健康のためになんかしないとって人は読んでほしいです。

ランニング始めて3年目の僕からいえることは、運動を続けるには習慣の力を借りるしかない。習慣の良し悪しにかかわらず、人間は疲れたときとかは普段の習慣にしたがって行動します。そのため、心身ともに健康なときに少しずつ運動する習慣をつける必要があります。疲れたときでもジム行ったり、勉強したりできる人は習慣にしたがってるだけです。ついついビール飲んで寝ちゃう習慣を直したいのであれば、定時ダッシュしてビールを飲まずに軽い運動をして、プロテイン飲んで寝ましょう。そのうち、疲れて帰ってきても今日はジョギングの日か・・・って言って、走りに行けるようになります。多分

こういう慣性を持った習慣の強力な力は、まさに習慣の力って本が参考になるので、そちらもぜひ。

習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫)

とはいえ、簡単な運動も始められないって人には小さな習慣っていう本で具体的に何からすればいいか学べばよいですね。まあこの本、上の習慣の力を引用しまくってるので、上の本だけでもいいかもしれないです。

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