読了 ランナーのメンタルトレーニング

ランナーのメンタルトレーニングを読了しました。2020 年読了本 38 冊目。

最初のまとめ

読み始めの動機

2 ヶ月のニート期間が始まる前に、ランニングするにあたってのメンタルを強化したかったため。

概要

全 10 章で、すべての章でランナーにとっての"タフ"とは何かについて考えさせられる本。

趣味としてでも競技としてでも、自分で選んだランニングするという行為を時に嫌になる気分があることも認めつつ、長く走れるようたくさんのアドバイスを与えてくれる。

感想

僕は SOFT SKILLSにものすごくざっくりいうと、優秀なエンジニアは走ると書いてあったのに感化されて、趣味でランニングをしている。ケガしたり、なんとなく習慣が途切れてしまったりもありつつ、かれこれ 4 年近く続いている長い趣味だ。

当初の目的であった優秀なエンジニアはそっちのけで、もっと速く長く走りたいと思っている。それでも、しんどいと思うときもある。別に競技に出るわけでも、公務員ランナーのように、エンジニアランナーと名乗るわけでもないにもかかわらず。

この本ではランナーには、そういうしんどい気持ちがあるというのを認めつつ、どう乗り越えていくかのアドバイスがまとまっている。プロのランナーであっても、大変な思いをしてトレーニングに望んでいることがわかり、励みになった。

ランナーにとっての"タフ"さとは、いくつか気に入ったものを抜粋すると、

スポーツとは不自然であることを認め、
厳しいトレーニングに望む気持ちを持ちつつ、  
休みを適切に取ること。

また、勝利とは表彰台に立つ限られたエリートだけでなく、継続して努力し、走り続ける事が勝利である

精神的にランニングをサボりたいという気持ちになったり、全然速く走れなくて辛い気分になったりはしている。ただ、この本にあるアドバイスを受け入れると、自分は"タフ"で勝利を掴んでいると思える。

まとめ

ランニングを長く続けている、続けたいという人にはお勧めの本。